ミヤオデンタルクリニック
〒150-0042 渋谷区宇田川町12-17プロトビル5F
Tel 03-5459-3342
ミヤオデンタルクリニック
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虫歯の治療は痛いものと考えている方も多いと思います。
当院では治療時や治療後の痛みを最小限にする努力を行っております。
痛みを軽減した治療|確実な治療|早期発見・早期治療|根管治療
歯を削ったり、神経を除去する際は痛みを感じないように麻酔をすることによって、無痛化することが可能です。
注射に対する恐怖感、いやな思い出の記憶があって歯科治療が苦手な方が多いようです。
痛みは脳内に記憶されてしまうので、反復的に痛みの記憶があるとなかなか恐怖心が抜けません。
対策としては表面麻酔薬の使用、麻酔針を一気に深部まで到達させないことと一気に麻酔薬を注入させないことが重要です。
刺入部位の粘膜を術者の左手で少し引っ張ります。
刺入部位の選択を誤らないこと、針のサイズは細いものを使用します。
麻酔薬の温度はあまりに体温とかけ離れていなければ問題ありません。
刺入速度は速く、浅く行い、ゆっくりと時間をかけて麻酔薬を注入し、圧迫しながら周囲に麻酔薬を広げてから粘膜と骨の間に麻酔薬を注入していきます。
電動麻酔器等については歯根膜注射の際は有用と思います。
さらにちょっとしたおまじない(?)を行うことで痛みはかなり軽減されます。
ただし痛みの感じ方には、非常に敏感な方もいらっしゃいますので、まったくのゼロにはならないこともあります。
これは痛みを感じる受容器(センサー)の数や神経伝達が個々によって違うためです→疼痛閾値が低い、高いなどと言います。
切削器具のキーンとしたタービンの音によって痛みを感じる方も多いと思います。
あのいやな音はタービンの中にあるベアリングを変更することによって小さくすることができます。
また、タービンは古くなると中のベアリングがすり減るため軸がぶれてきて、削る際の痛みになります。
当院ではタービンの中のベアリングがセラミック製なので比較的静かで耐摩耗性が高く、軸ぶれが少なくなっています。
その他にタービンではなく音のほとんどしない5倍速のモーターを搭載した切削器具も用意しております。
さらに特殊な手用切削器具も用意しております。
歯の治療はコンマ数ミリの世界です。
肉眼的な治療には限界があります。
常に拡大鏡によって3~4倍の倍率に上げて正確な診療を心がけています。
C1
歯の一番外側のエナメル質が侵された状態。
(痛みなどの自覚症状はありません。歯の表面にツヤがなく、ときに薄い茶褐色になる。)
治療法は、虫歯の部分を削って取り除いてから、コンポジット・レジンという白いプラスチック系の樹脂で埋めるか、削ってから型取りをして金属やセラミックで修復します。
C2
虫歯が象牙質まで達し、穴があいている状態。(冷たいもの、熱いもの、甘いもの、すっぱいものによって痛みを感じます。茶褐色や黒っぽくなっています。)
C1の時と同様に治療をします。虫歯が深く、歯髄に近い場合は歯髄を保護するセメントを使ったりします。当院では露出した象牙質の表面を保護するために、表面処理を行っています。表面処理することによって、装着時の知覚過敏や唾液中の細菌感染による2次的な虫歯を予防することができます。
C3
歯髄まで侵され、大きな穴があいた状態。(ズキズキと指すような、特有の痛みがある。)
このような場合は歯根未完成の若年者を除いて神経を除去しなければなりません。
根の治療を行って、根の内部を無菌化していきます。
その後は土台を立てて金属冠あるいはセラミック冠をかぶせます。
C4
歯肉から上の部分(歯冠 )はほとんどなくなり、根(歯根)だけが残された状態。(普通は抜歯になる。痛みはなくなり、神経は完全に死んでいる。)
根の治療が完了してから、土台を立てて金属冠あるいはセラミック冠で修復します。
虫歯が根に沿って深く進んでいる場合は、抜歯となったり、根にフックを取り付けてゴムやスプリングで牽引することもあります。
こんな症状があったら虫歯の前兆です。早めにご来院ください。
根管治療とは、細菌に感染したり損傷を受けた歯髄を取り除くことによって歯根周辺の病気を治療・予防するものです。
深い虫歯や歯の亀裂、歯への外傷によって歯髄が細菌に感染したり、損傷したり、歯髄死になることもあります。
そのまま放っておくと、歯根周辺の組織にも感染が広がり、痛みや腫れが生じます。
治療しないと抜歯が必要になるケースもあるため、早期に歯科医に診てもらうことが重要です。
【1】 深い虫歯によって、
歯髄が細菌に感染した歯
【2】 虫歯部分を除去し、
歯冠から歯髄腔まで穴をあけます。
【3】 リーマーやファイルという器具を用いて、歯髄腔および根管と感染された象牙質等をていねいに除去します。
【4】 歯髄腔および根管を生物学的親和性を有する素材で充填します。
【5】 修復歯を支えるための金属製またはプラスチック製の支柱またはポスト(合釘)を根管に挿入します。
【6】 最後にセラミック製または金属製のクラウンで歯をかぶせて修復します。
むし歯菌と、みがき残しのよごれがあるかぎり、ふたたび虫歯になる恐れもあります。
虫歯と歯周病の療法を予防するにも、しっかりとした歯磨きと定期的な検診が不可欠です。